Something's Wrong With Me

【アルフ第34話】
結婚式の変な伴奏
   
CHARACTERS

ドロシー(D)
アルフ(A)
ウィリー(W)
ケイト(K)
リン(L)
ブライアン(B)
キッチン おばあちゃんのドロシーとみんながデザートを食べている そこにアルフもいる
K
どうぞ(デザートの皿をテーブルにのせる)
A
デザート1人ぶん足りないんじゃない? あんたが突然きたりするからだよ 用もないのに
D
(デザートに手を伸ばす)

ちょっと!
A
ちょっと
K
アルフ あなたは食事前に食べたでしょ
A
そっか
D
わたしはね ちゃんと用があってきたんです 実は胸がワクワクする素晴らしいニュースを愛する家族に聞いてもらいたかったの ・・・イヤだけどある人にもね
A
ウィリー オレたちのことだぜ
D
ウィザーがプロポーズしてくれたのよ
K
あー ママおめでとう!ステキ(ドロシーと抱き合う)
L
ステキじゃない おじいちゃんができるのね
W
おめでとうございますお母さん
A
オエッ オエッ オエッ
D
ああ ありがとう
K
すごい感激よ
D
ああ あなたがそうなんだもの 本人はもっともっと感激してるわ
A
じゃあ胸いっぱいで食べらんないね(ドロシーのデザートに手を出す)
D
(アルフの手をひっぱたく)

式はここで挙げましょ
K
ねえ 式はここで挙げましょ
D
ああケイト そう言ってくれると思ってたわ
A
ここって オレのウチで?
K
そうよ わたしたちのウチで  わたしたちもママのウチで式を挙げたから ママもここで挙げる わが家の伝統よ
A
伝統ってのは皿と同じだな やがていつかは壊れる
 
D
とにかく式は挙げるわ ここで
 
L
日取りはいつ?
 
D
来月になると思うわ
 
A
いつよ オレ スケジュール忙しいんだ
 
K
その日はあなたはガレージにいるの わけは分かってるわね
 
A
分かってる分かってる 伝統だろ
 
OPENING
 
リビング みんなで結婚式の準備をしている
 
W
(電話口に向かって話している)ああ レンタル・タキシード・プラザの番号をお願いします
 
L
大規模な式場を借りずに ウチで結婚式挙げるなんてステキじゃない
 
K
あなたが結婚するときもそうよ

大きなホールで挙げたいわ
L
ママ わたしは大きなホールで挙げたいわ
K
あはは
W
ウィリー・タナーです タキシードを一着借りようと思いまして 一度借りたのでサイズはお分かりでしょう 20年前ですが ・・・ああそりゃちょっとね ウェストは5センチ広げ 裾は少しつめてください
A
(ミネラル・ウォ−ターの空箱を持ってやってくる)この水うまかったよ 明日になったら新しい水入れといて
K
アルフ それは結婚式のお客さま用の水よ
A
飲んだのはたった3本だよ オレは朝からしゃっくり出ちゃってさ
K
しゃっくりって?
A
(しゃっくりをする) これがしゃっくり
K
そんな変なしゃっくり 今まで聞いたことがないわ
A
まって もう一発出そうだ (しゃっくりをかます)
L
だいじょうぶ?
A
ああ (しゃっくりをしてから)まあね そうすっとあんたたちは 恐怖のメルマックしゃっくりを聞いた 最初の人間だ
W
なに どうしてしゃっくりが恐怖なんだ? それに耳にキンキンひびくエコーは なんなんだ

ウチのピーピーおじさんは
A
この 耳キン・エコーが問題なの  だんだん大きくなるんだ 毎日毎日 毎週毎週 毎年 (しゃっくり)毎年
K
毎年って そんなに続くの?
A
そこが恐怖よ (しゃっくり)ウチのピーピーおじさんは50年止まんなかった
K
ピーピー?
A
トイレ行ってくる
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