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Looking
for Lucky
【アルフ第3話】
みんな猫が好き
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◆
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アルフ(A)
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ウィリー(W)
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ケイト(K)
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リン(L)
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ブライアン(B)
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リビング 砂時計を使ってアルフがラッキーに催眠術をかけている
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A
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さあ まぶたがだんだん重くなる そうそうぐっする眠るんだ ラッキー お前はもう猫じゃない おまえは クリームパンだ |
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W
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どうした？ |
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A
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わぉ おどかさないで 鈴でもつけてよ |
おまえは クリームパンだ |
W
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いったい 何をしてるの |
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A
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だからその ラッキーに時計の見方を教えてたとこ
おい ラッキーいま何時だい？ |
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W
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催眠術をかけたな |
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A
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バレたか 実はそう ラッキーがどうしてもタバコやめたいんだって |
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W
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アルフ ウチの決まりは知ってるだろ？ このさい
もういちど言っておく 規則そのいち 絶対に家族の一員を食べないこと |
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A
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ウィリー 違う 誤解だよ オレラッキーとふざけてただけだって |
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W
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アルフ いまからわたしはケイトたちを迎えに行ってくるけど わたしがいないからってラッキーに 変なマネするなよ |
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A
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だいじょぶだって |
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W
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それから わが家に代々伝わってる大切な時計をオモチャにするのもやめるんだ （時計を手にとる）ははは・・・ 壊れてる |
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A
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ラッキーがふんづけたの 宙返りがヘタで着地に失敗しちゃってさ |
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W
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（ぐったりしたラッキーに呼びかける）ラッキー ラッキーしっかりしろ お前はパンじゃない ネコだ |
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ウィリーが出かけようとする
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A
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まぶたがだんだん重くな〜る |
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W
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はっ・・・（振り返る） |
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A
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冗談だってば はっはっは |
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めちゃめちゃになったリビングに音楽が流れる
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〜♪ |
A
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（Yシャツにサングラス姿 片手にきゅうりを持ってキッチンから出てくる
"Bob
Seger"の"Old
Time Rock & Roll"を口パクで熱唱する） |
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タナー家のみんなが帰ってくる
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W K L B
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・・・（無言でアルフの口パクを見つめる） |
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A
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（気づかず熱唱しつづける）〜♪ |
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W
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（我にかえってラジカセの音楽を止める） |
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A
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・・・（音楽と同時に止まる） |
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K
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・・・電話すればよかったわね |
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A
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めいっぱいの音でロック聞いてたから ムダでしょうね |
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W
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ああ もう（アルフのサングラスを取る） |
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A
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ああ クラクラする
でもみんなが帰るまで片付ける気でいたんだよ（持っていたきゅうりを放り投げる） |
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K
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半年は帰ってこないとでも思ってたの？ |
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W
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（散らかった部屋を見る）ウチを出る前におとなしくしてると約束したのに これはどういうことだ？ 約束とちがうじゃないか |
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A
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そこがミステリーよ 最初のうちはおとなしくしてたんだけど お腹がすたんで食い物をさがしてたら こうなっちまった
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W
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きみってどうしてそう いい加減なんだろうな
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A
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オレいい加減じゃないよ 腹へっただけ |
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K
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ウチじゅうのもの ぜんぶ食べちゃったの？ |
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A
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まさか そんなことないよ ちょっとまって （散らかったテーブルを探す）ほらあった クッキーほしい人 |
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B
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ちょうだい |
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A
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・・・半分こしよう |
いや 食った |
K
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ブライアン ラッキーにご飯やって |
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B
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食べるもの残ってるかな |
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ブライアンがラッキーを探しに行く
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W
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ラッキーのエサまでは食べてないだろうね |
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A
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いや 食った 最近のネコのエサって妙にうまいんだもん |
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W
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よくそんなに食えるな |
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A
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オレ幸せ なに食ってもうまいんだもん |
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L
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どうして太らないのか不思議ね |
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A
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コツは食べ方の順序なんだ |
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L
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ホント？ わたしに教えて |
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A
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実はこのあいだのテレビの料理番組で覚えたんだ |
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W
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またいい加減なこと言って
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こんなに太ってたけどね |
A
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でも司会者 こんなに太ってたけどね |
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K
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ふーん |
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W
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ああもういい 料理番組の話なんかもうたくさんだ いいな |
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A
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そうか あんた胃が弱いんだっけ？ |
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W
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食費が毎月 どれくらいかかると思う？ |
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A
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そうだケイト このへんでそろそろ財テクなんかはじめたらどうかな このあいだ テレビを見てたらば
・・・財テクのコーナーだよ |
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K
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財テクなんていまのわたしに興味ないわ それよりどうやったらこうなるのか知りたいわ （リンゴのめり込んだソファーを持ち上げる） |
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A
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オレを見るみんなの目線 ずいぶん冷ややかじゃない？ |
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L
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アルフ 一緒に片付けましょ あたしも手伝うわ |
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A
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わるいけどちょっとまって ゲップが出そうなんだ |
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K
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そりゃ出るでしょ |
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W
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もういい加減にして Yシャツを脱いだら？ |
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A
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オーケー（ウィリーのYシャツを脱がそうとする） |
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W
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よせ ちがう きみが着てるほう |
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A
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そうか |
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ブライアンがリビングに戻ってくる
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B
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ラッキーみつかんない |
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W
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どっかそのへんにいるだろ？ |
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B
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ウチじゅうさがしたよ |
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K
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どこいったのかしら |
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W
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アルフ 隠したな |
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A
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まって
（ゲップをする）はずれ |
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B
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もいちど見てくる |
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ブライアンがラッキーを探しに行く
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K
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じゃあバスルーム見て ラッキーは洗濯物にじゃれつくのが好きだから |
そりゃ 追っかけまわしたよ フォークもって |
A
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変なやつ |
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W
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アルフ きみホントに知らないのか？ |
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A
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相手はネコだよ たまには動きますよ さっき見たときは窓から飛び出してったもん |
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W
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なにかしたんだろ |
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A
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そりゃ 追っかけまわしたよ フォークもって はっはっは
冗談だって オレのいた星メルマックじゃ ネコを食うってのは冗談なの 友達が集まるとその手の冗談がビシバシ出るんだから ・・・いちど食ってもいいけど |
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W
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アルフ わたしが最後にラッキーを見たとき きみは時計の見方 教えてたよな |
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A
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だからなんだっての |
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L
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そうよパパ それどういう意味？ |
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W
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アルフがラッキーに催眠術かけてるのを見たんだ |
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L
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それじゃ パパはアルフがラッキーを ・・・食べたって？ |
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K
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アルフそれホント？ |
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A
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ねえねえ ちょっと 話が急にマジというか無気味になってきたけど あんたたちオレを疑ってるわけ？ ラッキーを食べたんじゃないかって？ いいかげんにしてよ 冗談じゃないよ |
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W
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どうだ ラッキーを食べたのか |
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A
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約束は守ってます 絶対にウチの家族を食べないこと |
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K
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絶対にどこのウチの家族も食べないこと |
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A
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どっちがホント？ |
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ブライアンがリビングに戻ってくる
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クッキーとハンバーグだけね |
B
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やっぱりどこにもいないよ |
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A
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分かった きっと四次元の世界に入っちまったんだよ ＳＦじゃよくあるだろ？ |
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W
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いや それは考えられんな |
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A
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そう そいじゃ納得のいく説明は１つだ エイリアンがラッキーを食べたんだ でもオレじゃないよ 息かいでみて ラッキーのにおいする？ はっはっ（息をはく） |
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K
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・・・クッキーとハンバーグだけね |
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B
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ラッキー食べたなんて ウソだろ？ |
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A
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オレ 弁護士がくるまで何もしゃべらないよ |
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W
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まて なにごとも決め付けちゃいけません もしかしてラッキーは散歩に出たのかも だったらきっと戻ってくるよ |
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A
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（急にむせて口から何か吐き出す） ぷっ |
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K
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（出たものを見る）毛玉だわ！ |
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B
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ラッキー？ |
見るんじゃない |
W
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見るんじゃない（ブライアンを抱く） |
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A
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おい ラッキーの毛じゃないよ 腕についたゼリーなめたとき 毛もいっしょに食べたの
・・・ねえみんな オレをそんな目で見ないでよ 信じて ここにきてからは一度もネコは食べてないって |
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B
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ラッキーはボクの友達だったんだぞ（ベソをかく） |
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A
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たのむよ泣かないでよ ねえ オレホントに食べてないんだよ ことわざにもあるだろ？ 「疑わしきは罰せず」じゃないの？ |
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W
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きみの場合は十分 疑わしいんだよ |
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A
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オレが無実だって信じてくれる人はいないの？（一同を見回す） |
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L
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信じるわ |
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A
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ありがとう リン |
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L
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出来心で食べたのよね |
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A
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そうか 分かった 判決は下されたわけだ あんたたちの気持ちよーく分かった どうしてもオレを悪者にしたいんだな
はい毛玉 証拠品ですよ（ウィリーに毛玉を渡し立ち去る） |
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